独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO:ジェイコー)
富士見台にある社会保険滋賀病院が、4月から独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO:ジェイコー)に移管されます。
JCHOのホームページによれば
「全国にある約60の社会保険病院等(社会保険病院、厚生年金病院、船員保険病院)は、現在、独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構(RFO)が、(社)全国社会保険協会連合会、(財)厚生年金事業振興団、(財)船員保険会に運営を委託して医療を提供しています。
法律が改正されたことにより、平成26年4月にこれらの病院は、RFOが改組されて発足する、独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO:ジェイコー)が直接運営する病院グループとなります。
JCHOは、5事業(救急医療、災害医療、へき地医療、周産期医療、小児医療)、5疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病、精神疾患)、リハビリテーションその他地域において必要とされる医療及び介護を提供する機能の確保を図ることを目的としています」とある。
でも、行く先は、医療の民営化=医療を、国民命を営利の対象にし不採算医療はしない、混合診療で収益を追求する第一歩。
かつて、地域でも滋賀病院の売却(譲渡)に反対する運動がすすめられていました。決して十分な運動とは言い切れなかったが、保守の方も地域に公的総合病院が必要と参加されていました。
2009年夏の政権交代で売却(譲渡)話が若干影を潜め、運動は中座の感じ。
でも、売却(譲渡)の火が全く消えたわけではないと思う。
かつて、小池晃参議院議員が勤務されていた、東京北病院は公益社団法人地域医療振興協会に3,825,000,000 円で譲渡(平成26 年3 月10 日に)予定。
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